下処理帳 — 苦味を引く側。この帳面は苦味だけを見る
ザボンの白皮の下処理帳
ザボンの白皮(図鑑の項目)の下処理を方法ごとに並べ、苦味が動いたかどうかを根拠つきで判定します。 アク・えぐみ・渋味は別の目的として注記し、毒性や安全のための理由は書きません。
このページの内容(4 節)
判定の一覧
| 方法 | 判定 |
|---|---|
| 吸着(シクロデキストリン・樹脂・活性炭) | 減る |
| 吸着(シクロデキストリン・樹脂・活性炭) | 減る |
読み比べて分かったこと
ポメロのワタの二つの行は、同じ一つの研究の同じ処理(0.7%のβ-シクロデキストリンと超音波の併用)を、ナリンギンとリモニンという別の成分で見たものです。どちらも減っていて、ナリンギンは18.90から5.1395 mg/g DW、リモニンは0.2907から0.0776 mg/g DWへ下がりました。苦味の候補となる二つの成分が同じ向きに動いたことは、成分の測定としてはそろっています。
人の評価もありますが、数字としては読めません。方法の節は0〜5の尺度と書くのに、表の未処理の値は7.20で、評価者の人数と訓練も方法の節に書かれていません。著者は処理後の最小の苦味評点1.31を挙げて苦味が下がったと結論していますが、言えるのは、一つの品種で成分が減り、苦さも下がる向きに報告されている、というところまでで、どれだけ苦さが下がったかは言えません。ほかの処理と比べた資料もなく、この組合せ以外の方法との違いは分かりません。
この節の根拠(1)
- Postprandial Glucose Reduction by Pomelo Albedo Treated with β-Cyclodextrin and Ultrasound — Jaroennon Pattamaporn; Nuanchankong Jutawan; Parnklang Tewarak; Manakla Sakunta / 2025 / 全文確認
この節で確認した範囲: 同じ処理でナリンギンとリモニンが下がった値の確認/苦味評点の尺度の食い違いと評価者の記載が無いことの確認/一品種の実験工程であるという限界の確認
減る
吸着(シクロデキストリン・樹脂・活性炭)減る食品
条件: 0.7% β-シクロデキストリンと超音波の併用処理。ナリンギンが18.90から5.1395 mg/g DWへ低下。訓練パネルによる予備的な官能評価でも苦味の低下が報告される。
β-シクロデキストリンと超音波を組み合わせて処理すると、ナリンギンが大きく減り、予備的な官能評価でも苦味が下がった。狙う相手: ナリンギン
範囲: Kao Nampungポメロ中果皮、0.7% β-CDと超音波の併用
注記: ナリンギンとリモニンの化学定量は方法・表と整合する。健康作用の主張は採用しない。
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ingredient-pomelo-pith —is_reduced_by→ process-pomelo-cyclodextrin-ultrasound範囲: 処理条件別ポメロアルベド粉末の苦味評点の比較。官能評価の評価者の人数と訓練は方法の節に記載が無い(15名は別の食後の試験の参加者)
注記: Methodsは0-5尺度だがTable 3の未処理値は7.20。方向性は報告されるが数値尺度に内部不整合がある。 外部監査 N3(2026-10-20): 「15名訓練パネル」は血糖試験の人数との取り違えだったので直した。
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ingredient-pomelo-pith —has_perceived_bitterness_suppressed_by→ process-pomelo-cyclodextrin-ultrasound