概念
苦(中国語)
苦 (Chinese)
苦(中国語)は、「苦い」を意味する中国語の形容詞・語素「苦」。胆汁や黄連のような味を表す基本義から、つらい境遇や労苦を表す比喩義まで辞典に記載されている。
概念 / concept-word-ku-zh
↑苦味を読む
中国語の形容詞・語素「苦」について、デジタル大辞泉の漢字項目は訓読みに「にがい」「にがる」を含むとし、学習漢字としては小学校3年で扱われる字だとする。字義の1番目は『味がにがい。「苦汁・苦味/甘苦」』で、味覚の語義が最初に置かれる。中国語圏の漢典(zdic.net)も見出し語「苦」の基本解釋で『像膽汁或黃連的滋味,與「甘」相對。』(胆汁や黄連のような味わいで、「甘」と相対する)とし、こちらも味覚の語義を最初に置く。
「苦」の字義はここから比喩的に大きく広がる。デジタル大辞泉の字義2は『精神的・肉体的につらい思いをする。くるしい。くるしみ。』とし、「苦学・苦境・苦行・苦心・苦戦・苦痛・苦悩・苦楽・苦労」など多数の熟語を挙げる。字義3はにがにがしさを表し、「苦言・苦笑・苦情」のような熟語に使われるとする。漢典もつらく感じることを表す語義を示すほか、『爲某種事所苦。例如:苦雨、苦旱。』(あることに悩まされること。例:苦雨、苦旱)という語義を挙げ、何かに悩まされる意味の用法を記録する。
「苦」は名詞としても立項され、デジタル大辞泉は心身につらく感じることを表す語義に続けて、仏教における基本理念の一つとして『煩悩や悪い行為などの報いとして受ける心身の苦しみ。』とする語義も示す。一方「にが」と読む名詞形は『《形容詞「にがい」の語幹から》憎まれ口。いやみ。にがぐち。』と説明され、「浄・矢口渡」からの用例が添えられる。漢典にはさらに、辛抱強く力を尽くす意の語義や、苦しみに耐えて労を厭わないことを表す用例(吃苦耐勞)、苦しみ・困窮を表す語義に付く用例(苦厄)があり、苦しみに耐える態度を表す用法が加わっている。
複合語にも「苦」の両義は表れる。教育部が編む重編國語辭典修訂本は「甘苦」の語義として、甘い味と苦い味を表す用法のほか、処遇の順逆と苦楽を比喩的に表す用法、単に困窮を表す用法の三つを示し、二つ目の用例として『燕王弔死問孤,與百姓同甘苦。』(史記からの引用)を挙げる。同辞典は「苦澀」についても、苦くて渋い味を表す語義と、『形容內心很痛苦。如:他臉上盡是苦澀的表情。』(内心がとても苦しいさまを形容する。例:彼の顔には苦渋の表情が浮かんでいた)という比喩の語義を並べて記載する。漢典が引く説文解字は、苦の字がもともと苓という植物を指す字であったと説明し、字の成り立ちを植物名に結び付けている。
この説明の根拠
この本文で確認した範囲: 訓読みににがい・にがるを含むことを使用した/字義1にある味覚の逐語を使用した/字義2にあるつらさを表す逐語を使用した/字義3のにがにがしさを表す語義を使用した/仏教理念としての苦の語義を逐語で使用した/にがという名詞形の語釈を逐語で使用した
この本文で確認した範囲: 漢典が示す味覚の定義を逐語で使用した/漢典が示すつらさを表す語義を使用した/漢典が示す悩まされる意の逐語を使用した/辛抱強く力を尽くす意の語義を使用した/吃苦耐勞という辛抱を表す用例を紹介した/苦厄という苦しみを表す用例を紹介した/説文解字による字源の説明を使用した
この本文で確認した範囲: 甘苦にある味覚の語義を紹介した/甘苦の比喩義と史記からの用例を使用した/甘苦にある困窮を表す語義を紹介した
この本文で確認した範囲: 苦澀にある味覚の語義を紹介した/苦澀にある比喩の語義を逐語で使用した
別名: 苦(zh)、ku (Chinese)(en)
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文化(18)
範囲: デジタル大辞泉「苦」漢字項目・音訓欄(コトバンク掲載)
注記: 訓読みに「にがい」「にがる」が含まれる。日本語の国語教育では小学校3年で学習する漢字とされる。
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: デジタル大辞泉「苦」漢字項目・字義1(コトバンク掲載)
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: デジタル大辞泉「苦」漢字項目・字義2(コトバンク掲載)
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: デジタル大辞泉「苦」漢字項目・字義3(コトバンク掲載)
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: デジタル大辞泉「苦(く)」名詞項(コトバンク掲載)
注記: 仏教用語としての語義。辞典はこの項で「→八苦」と参照を示す。
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: デジタル大辞泉「苦(にが)」名詞項(コトバンク掲載)
注記: 形容詞「にがい」の語幹が独立した名詞として辞典に立項されている。浄瑠璃「矢口渡」からの引用。
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: 漢典(zdic.net)見出し語「苦」の基本解釋
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: 漢典(zdic.net)見出し語「苦」の基本解釋
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: 漢典(zdic.net)見出し語「苦」の基本解釋
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: 漢典(zdic.net)見出し語「苦」の基本解釋
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concept-word-ku-zh —is_defined_in_dictionary_as→ (上の主張の文)範囲: 漢典(zdic.net)見出し語「苦」に引用された『說文解字』本文
注記: 苦の本来の意味が植物名(大苦・苓)とされている点の逐語。
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concept-word-ku-zh —has_name_etymology→ (上の主張の文)範囲: 漢典(zdic.net)見出し語「苦」基本解釋の用例
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concept-word-ku-zh —is_presented_as→ (上の主張の文)範囲: 漢典(zdic.net)見出し語「苦」詳細解釋の形容詞用法
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concept-word-ku-zh —is_presented_as→ (上の主張の文)範囲: 教育部《重編國語辭典修訂本》見出し語「甘苦」義項1
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concept-word-ku-zh —is_documented_in→ (上の主張の文)範囲: 教育部《重編國語辭典修訂本》見出し語「甘苦」義項2
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concept-word-ku-zh —is_documented_in→ (上の主張の文)範囲: 教育部《重編國語辭典修訂本》見出し語「甘苦」義項3
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concept-word-ku-zh —is_documented_in→ (上の主張の文)範囲: 教育部《重編國語辭典修訂本》見出し語「苦澀」義項1
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concept-word-ku-zh —is_documented_in→ (上の主張の文)範囲: 教育部《重編國語辭典修訂本》見出し語「苦澀」義項2
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concept-word-ku-zh —is_documented_in→ (上の主張の文)