下処理帳 — 苦味を引く側。この帳面は苦味だけを見る
オリーブ葉の下処理帳
オリーブ葉(図鑑の項目)の下処理を方法ごとに並べ、苦味が動いたかどうかを根拠つきで判定します。 アク・えぐみ・渋味は別の目的として注記し、毒性や安全のための理由は書きません。
このページの内容(4 節)
判定の一覧
| 方法 | 判定 |
|---|---|
| その他 | 増える |
| その他 | 増える |
読み比べて分かったこと
オリーブの葉の行は二つとも苦くする向きの下処理で、苦味を下げる行はこの頁にありません。どちらも人が味を評価しており、細かく砕いた浸出液は13名の非訓練パネルで非常に強い苦味と、より顕著な渋味が報告され、マイクロ波乾燥(400W・4分)の葉のお茶は、熱風乾燥(50℃・3時間)のものより訓練パネルの記述で苦く渋いと評価されました。どちらも苦味と渋味が一緒に強まっていて、苦さだけが動いたとは読めません。
二つの研究は測ったものも違います。粉砕の研究は水に移るオレウロペインの量を測って苦味と並べ、乾燥の研究は味の記述と好みを測りました。消費者の味のスコア約5.8対約2.5は9点の好みの尺度で、苦さの強さではありません。葉の抽出物は訓練パネル11名の認知閾値が100gあたり8.05mgと少量で苦味が分かる素材ですが、スムージーに加えた試験で、浸出液とは条件が違います。言えるのは、葉を細かく砕く、マイクロ波で短時間に乾かすという手の加え方が、苦味と渋味を強める側に働いたというところまでで、粉砕の結果は小さなパネルの一試験による予備的なものです。
この節の根拠(3)
- Characterization of bioactive compounds in commercial olive leaf extracts, and olive leaves and their infusions — Medina Eduardo; Romero Concepcion; Garcia Pedro; Brenes Manuel / 2019 / 全文確認
この節で確認した範囲: 粉砕度を上げたときの苦味と渋味の報告とパネルの人数/粉砕の研究がオレウロペインの量を測ったことと小規模パネルの限界 - Influence of Drying Methods on Volatile Aroma Compounds and Sensory Properties of Olive Leaf Herbal Tea — Tripodi G; Torre M; Verzera A; Cincotta F / 2026 / 全文確認
この節で確認した範囲: マイクロ波乾燥と熱風乾燥の条件と、苦く渋いという記述/消費者の味のスコアが好みの尺度であることの確認 - Sensory Quality of Functional Beverages: Bitterness Perception and Bitter Masking of Olive Leaf Extract Fortified Fruit Smoothies — Kranz Peter; Braun Nina; Schulze Nadine; Kunz Benno / 2010 / 抄録確認
この節で確認した範囲: 抽出物の認知閾値と、試料がスムージーで条件が違うこと(抄録まで)
増える
その他増える食品
条件: 粉砕度を変えたオリーブ葉浸出液。13名の非訓練パネルによる官能評価。苦味以外の目的: 渋味
オリーブの葉を細かく砕くほど水に移るオレウロペイン量が増え、最も強く粉砕した浸出液では非常に強い苦味と、より顕著な渋味が報告された。(候補語: crush_grind_degree)
範囲: 粉砕度を変えたオリーブ葉浸出液
注記: 13名の非訓練パネルを用いた一試験で、苦味と渋味を別属性として記録する。
データを表示
process-olive-leaf-infusion —can_increase→ (上の主張の文)その他増える食品
条件: 熱風乾燥(50degC・3時間)とマイクロ波乾燥(400W・4分)で乾燥したオリーブ葉から淹れたハーブティーの比較。訓練された記述的官能分析パネルと消費者受容性テスト(9点尺度)。苦味以外の目的: 渋味
マイクロ波乾燥した葉のハーブティーは、熱風乾燥した葉のものより「より苦く、より渋い」と記述的官能分析で評価された。消費者受容性の味スコアは熱風乾燥側が約5.8、マイクロ波乾燥側が約2.5だった(候補語: drying-method。熱風乾燥とマイクロ波乾燥の比較で、天日乾燥ではない)。
範囲: 層: 食品。オリーブ葉浸出液(ハーブティー)。訓練された記述的官能分析パネルと、消費者受容性テスト(9点嗜好尺度、1=非常に嫌い〜9=非常に好き)。
データを表示
ingredient-olive-leaf —has_perceived_bitterness_affected_by→ (上の主張の文)